みなさんこんにちわ。さたどらです。
いよいよ過去編も終盤を迎えて参りました。
少しずつダオスとの因縁などを解き明かしていきたいと思います。


っと、その前に一つやっておきたいことがあります。
「SFC版ミントはポンコツ」と散々嘆いておりましたが、
それに関して、BBSの方で一つ気になるコメントがありました。


>私のプレイ時も、作戦・・補助をつかうな で
>・HP60%〜50%ぐらいになる・・法術詠唱開始


作戦?
ああ、確かウチは「攻撃補助を使え」に設定してるのd…………


ん?ちょっと待て。





















……………………






脳内HDD : 「テイルズオブファンタジア」を検索しています…










…………もしかして、今までミントの行動がおかしかったのって全部こいつのせい?



















その後の検証により、残HP50%程度から詠唱開始してくれることを確認しました^q^
大天使ミント様申し訳ございませんでした。
今後ともその美声と法術でパーティ(と筆者)を救って下さいまし。
あ、必要な装備は最優先させますので。



では、本編へ戻りましょう。
今回舞台となるのは、ミッドガルズ。
世界でも有数の軍事都市で、アルヴァニスタと並ぶ大国でもあります。
ダオス城と最も近い位置にあり、ダオス軍と大規模な衝突こそしてないものの、
既に何回か小競り合いは起きており、大軍隊同士の戦いも間近と言われております。






クレス達はミッドガルズと直接縁があるわけではありませんでしたが、
同盟国であるアルヴァニスタ王家の証を見せることで、エドワードと面会する権利をゲットしました。
こういう時、最も頼りになるのがコネとはよくいったものですね。






エドワードと一緒にやってきたのが、ミッドガルズ騎士団長のライゼンという人です。
世界最大の軍事国家であるミッドガルズの騎士団長ということは、この騎士団は世界最強ということになりますね。



??「うわーだめだー」



はっ!今何か幻聴が聞こえてきたような……
ははは……まさかそんな……


で、このライゼンさん。騎士団長というだけあって、国家に対する忠誠心はかなりのもので、
バリバリのタカ派でもあります。
ダオスを倒すという利害が一致したため、クレスともすぐに意気投合します。






しかしそんな流れに待ったをかけた人がいました。アーチェです。
「ダオスの野望を阻止しよう!」というコメントに対して、何か支えるものがあったらしく、
あえてこの流れの中で、ぽつりと呟きました。





ふむ、そういえばダオスの動機・目的に関しては今まで考えもしてませんでしたな。
確かにダオスはマルスを利用してクレスの両親やミントの母を殺した。
しかし、ダオスがそういう行動に至るまで、何か前提があったはずです。

一つ前を辿ると、ダオスはクレスやミント、トリニクスの先祖によって一度撃退されております。
だからその子孫に対する復讐心が生まれるのはわからんでもないです。
ただ、今現在はまだダオスが健在で、アランやキャロルが台頭する前の段階。
故に、その前にもう一つ何か前提があるはずです。
一体どんな理由あって、ダオスはこういう行動を起こしているのでしょうか。



時系列がバラバラになりますが、状況をわかりやすくするため、解説するイベントの順番を多少入れ替えます。
アーチェがダオスの不可解な行動に対して、疑問を持った理由は以下の1点です。



■ ダオスは特定の都市しか攻撃していない。

  →直接手を下した地域   …… ミッドガルズ・ハーメル

  →攻撃はしてないが搦め手を使った地域 …… アルヴァニスタ

  →全く手を下していない地域 …… ベルアダム・ユークリッド・ベネツィア



なるほど、確かに妙ですね。
ミッドガルズは一番近い場所だし、ミッドガルズ自体もダオス軍に対して好戦的なのでわかります。
アルヴァニスタはミッドガルズと同盟の関係にあるので、搦め手を使って支援を妨害するのもわかります。
が、何故にハーメル?
距離的にもダオス城とはかなり離れており、ピンポイントで攻撃するにはあまりに平和な町でした。






リアは生前、アーチェと親友の関係にありました。
そんなリアは、間接的にダオスによって殺されているにも関わらず、
激怒するクレスなど何処吹く風といわんばかりに、本人は冷静沈着。
あくまでもアーチェは、ダオスの真の目的が知りたく、復讐は二の次と考えているようです。

普段はちゃらんぽらんに見えても、エルフの血が流れているだけあって、こういう理論立てはパーティの誰よりも優れています。






これだけだと、共通点はまだ見いだしにくいです。
もう少しダオスとミッドガルズ・ハーメル・スカーレット一家、それらに関するキーワードを探ってみましょう。




  


ミッドガルズとダオスを繋ぐもの。それは一つの研究。





  


その名は「魔科学」
ミッドガルズの奥の手であり、将来人間の明るい未来を切り開く手段と信じて疑わない研究。それが魔科学です。
ライゼン曰く、「人間でも魔術が使えるようになる」とのこと。
いわば、魔術と科学の融合。両方のいいとこ取りという、夢のような研究と言っても良いでしょう。

ダオスはどうもミッドガルズに対して、この魔科学の研究をやめるように通告しているようです。
戦争の切り札というからには、軍事兵器を作っているのでしょう。
戦争の相手に対して「最新兵器の開発をやめろ」と言っても、まあ普通は取り合わないでしょうね。


ただこの研究、そこまで都合のいいものなんでしょーか。
微妙に胡散臭さを感じるんですよね。何故か。
魔科学ねえ……



ふむ、もう一つ別の角度から物事を見てみましょう。
アーチェの提案により、ローンヴァレイに戻ることになりました。
アーチェの目的は2つ。1つは、バートに対して文句を言いたかったこと。






アーチェはバートから「母はとっくの前に亡くなった」と言い聞かされていたようで、
娘としては、何故そういう嘘をついていたのか。気になるところでしょうね。
花菱烈火みたいに気にしない人もいますが、アーチェは気にするようでした。



  


この流れによって、ルーチェもやむなくバートと引き離されるようになったのです。






この事件以降、エルフはユミルの森に引きこもるようになり、
アルヴァニスタと僅かな交流があるのみになってしまいました。
ミッドガルズに至っては交流ゼロ。
まあミッドガルズは戦争大好き国家ですから、肌に合わないのはわからんでもないですが。


アーチェのもう一つの目的は、スカーレット夫妻が生前何をしていたのかということです。






もしかしたら、この未知の力の研究=魔科学のことかもしれません。
となると、エルフが人間を見限った理由が魔科学で、ダオスがミッドガルズを目の敵にする理由も魔科学……なのか?
もしこの仮説が成り立つとするなら、何故エルフやダオスは魔科学を忌み嫌うのか。
今手持ちの情報だけでははっきり言えません。
これはもう少し話を進めないとわかんないでしょうね。



クレス達がローンヴァレイからミッドガルズに戻ると、城門付近が騒がしくなっておりました。
城兵の喧嘩とかだったら下らないで一蹴できるのですが、どうやら生やさしい話ではないようで。






城門の前で、1匹のモンスターが子供を人質に取り、エドワードと何か話をしているようでした。
モンスターの名はジェストーナ。
人質を取ってエドワードやクレス達を自決させようと考え、乗り込んできたようです。

……で、子供を人質?やってることは物凄く小物っぽいんですがそれは。
まあ子供を見殺しにすると、騎士団や国民からのバッシングが殺到すること間違いなしなので、
作戦の一つとしては考えられんこともないのですが、
逆に言えば「正面同士で殴りかかっても勝てない」程度の強さしかないということになります。
魔族も色々いまして、こういう三下キャラは大体下級魔族です。
だって、こういう方法が通じるのは対人間のみで、魔族同士の戦いには何の役にも立ちませんから。


……このように、ゲームだと小物感が半端ないのですが、
小説によると、こんなんでも一応上級魔族らしいです。
……どこら辺が?
凄い魔力を持っているらしいのですが、それっぽいエピソードは劇中では見当たりません。
何故同じ作品内なのに、設定がここまで変わるのか。


この状況の中、エドワードは一つの決断を下しました。






何故にアーチェ。


いきなり目の前から消えて、ジェストーナの背後に登場。
もしかしてこれが、「空間を操る力」なのでしょうか?
背後からジェストーナに奇襲をかけ、子供はそのスキに脱出することに成功。
しかし、代わりにエドワードがジェストーナから反撃を受け、致命傷を受けてしまいます。






なるほど、時間転移の研究が成就したのか。やったな!
……と言ってる場合ではありません。
最早ジェストーナから逃げ出す力も残っていないエドワードは、残された僅かな力を使って時間転移の術を発動させ、
ジェストーナ共々、何処かへと消えてしまいました。






アセリア歴4202年。エドワード・D・モリスン、実質の死亡。
本来の歴史では、彼が3人の仲間と共にダオスを倒すはずでしたが、その夢叶わずここに散りました。
このため、誰かがエドワードに代わってダオスを倒さなければいけなくなりました。



ついに生まれてしまったタイムパラドックス。
ダオス討伐は、クレス達の手に委ねられました。
決戦の時は、近い……!







     - 続く -