あ、頭が痛いのですよー……(涙
うーん……やっぱり記憶は簡単に戻らないか。
せめて葉月がいればなー
……ま、今は進むしかないわね……
先にねこちゃんの前頭葉が陥没しそうだわ。
少しは手加減してほしいのですよー!
手加減したらショック治療にならんでしょーが。





 <前回までのあらすじ>
ふとしたことからDQ3の世界へ飛ばされてしまった4人。
さらにいろんなハンデを背負った上で、魔王バラモスを倒すことを命じられる。
はたして4人は元の世界へ帰ることができるのだろうか!








で、ウチらは次何処へ行けばいいんだい?
本当ならとっとと魔王を倒すのが手っ取り早いんだろうけど……
……残念だけど、現状だと勝算0ね……
うう……頭が……
澪さんとねこちゃんがこの状態ではきっついよなー
まつりんもなんかこう、今一つキレがないし。
あんた気にしながら戦うのは大変なのよ。
……ま、それ差し引いても動きが鈍い感じはあるわね……
なんかこう違和感があるのよね。澪姉じゃないけど。
みんなだらしねーな。ウチはいつも通りやでー
お前元から戦闘力0だろ。


とりあえずあたしが調べてきた情報によると、東の洞窟に行くのがいいのですよー
やっぱりねこちゃんの知識ないのは痛いなー
……ま、今更言っても仕方ないし行くわよ……






ここがその洞窟かな?
なんでこんな森の中にあるのよ……
洞窟の基本やろ。
歩き疲れたのですよー……
……みんな情けないわね……
杖に乗ってぷかぷか浮いてる人に言われたくない。
みーちゃんの特権だから仕方ないのですよー


しっかし流石洞窟。暗いな。
たいまつ買っておいて正解だったのですよー
はっはっは、なんか真の勇者言うまでも無くシャドウゲイトの主人公ジェイルのことである。になった気分やな。  
やめて。  



 


あ、宝箱があるわ。
……罠かもしれない。慎重にいくわよ……


(ガチャ)え?


……(頭抑えながら)……
……さた様に何言っても無駄かしらね……
大丈夫だ。中身はなんと!旅人の服!
お金になるのですよー
流石に序盤はそこまでいいもの入ってないわね。
……ま、用心するにこしたことないわ……






ふー。ここらの敵なら蹂躙「じゅうりん」と読む。意味は「暴力や強権などを持って他を侵害すること」らしい。できるようになってきたな。
蹂躙してるのはあたしたちでしょーが。
みーちゃん、調子はどうなのですか?
……んー……思ったより時間かかるかしら……
そういうあんたはどーなのよ。
さっぱりなのですよ。
今のところ仕えるのがホイミだけ。ひもじいのですよー……

こりゃ魔王討伐なんて遠い先の話ね……
はっはっは、ウチに任せんしゃい!
お前はまずスライム倒せるようになってから言えや。



お、階段発見。しかも登り!
やたー!出口だー!
さたぴー体力有り余ってるみたいなのですよー
そりゃ……ハァハァ……主に戦ってるの……あたし達だから……ハァ……






あれ?ここ何処です??
洞窟……とは違うわね。
(コンコン)……明らかに人工物……何かの建物の中に入ったと考えるべきね……
ま、ウチらのやることはかわんねーけどな!
バカは思考回路が単純でいいわね……
末莉ちゃん、ブーメラン刺さっているのですよ?
うっさいわね!!
……コントはそこまでよ……
……敵のお出ましのようね……







なにこいつ?
顔が随分でっかいなー。まるでモンスターのようだ。
いや、モンスターなんだけど。
(パラパラ)……人面蝶と呼ばれてるモンスターね……
い、いつの間にそんな本を……
抜け目なさすぎィ!
(パタン)……ねここちゃんの知識が使えない分、私がなんとかしないと、ね……
末莉ちゃん!あれをみーちゃんと思えば瞬殺間違いなしなのですよー!
んなわけねーだろ。
そんなこと出来たら苦労はしn……


 (グシャ!!)



おー、クリーンヒット。見事急所抉ったな。
……ふーん……
い、いや!これはたまたまだって!たまたま!
……じゃ、私は末莉ちゃんと思って落としちゃおうかしらね……
…………ヒャド……!


人面蝶が一撃で落ちた。流石やね。
どーしてこーなるのよ……
氷魔法はあたしの特権なのですよー!(じたばた)
……残念だけど、私に苦手属性はないのよ……


ふう、ようやく地上に出たぞ。ここは何処だろう。
ねえ、さたどら。あれってもしかして……
ん?






〈 ´゚д゚`〉

アリアハンが見えるのですよー
あたしたち、どうやって戻ればいいのかしら……
……浮けばいいじゃない……
できないから言ってるんでしょーが。
何時もならテレポートであっさりなのですけど……
ま、とりあえず塔登ってみよーや。
もしかしたら何か手がかりあるかもしれんしね。
……さた様にしては珍しく建設的な意見ね……




 〜 10分後 〜





こ、こうも数が多いと流石にきついわね……
この塔、敵がマジでわんさか出てくるからな。
本来殴るのは得意じゃないのですが……てーい!!
……今よ……ヒャド……!
てーいてーい(ぽこぽこ)
お前は少しぐらい本気出せや。



お、上り階段みっけ!
次がてっぺんと思いたいわね……
よっしゃ、登るで!








…………
ここって、人の住居だったの……?
飯とかトイレとかどーしてるんだろうな。
おじーさーん。朝なのですよー











      ィ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゛t,
     彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
     イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r''ソ~ヾ:;;;;;;゛i,
     t;;;;;;;リ~`゛ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    i,;;;;;;!
     ゛i,;;;;t    ヾ-‐''"~´_,,.ィ"゛  ヾ;;f^!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ト.;;;;;》  =ニー-彡ニ''"~´,,...,,.  レ')l. < おまえは何を言っているんだ
     t゛ヾ;l   __,, .. ,,_   ,.テ:ro=r''"゛ !.f'l.   \____________
      ヽ.ヽ ー=rtσフ= ;  ('"^'=''′  リノ  
    ,,.. -‐ゝ.>、 `゛゛゛゛´ ,'  ヽ   . : :! /
 ~´ : : : : : `ヽ:.    ,rf :. . :.: j 、 . : : ト、.、
 : : : : : : : : : : ヽ、  /. .゛ー:、_,.r'゛: :ヽ. : :/ ヽ\、 
  :f: r: : : : : : : : !丶  r-、=一=''ヂ  ,/   !:: : :`丶、_
  : /: : : : : : : : :! ヽ、  ゛ ''' ''¨´  /   ,i: : : l!: : : : :`ヽ、
 〃: :j: : : : : : : ゛i   `ヽ、..,,__,, :ィ"::   ,ノ:: : : : : : : : : : : :\
 ノ: : : : : : : : : : :丶   : : ::::::::: : : :   /: : : : : : : : : : : : : : : :\








きっと宇宙から電波を受け取っているのですよー
……この世界も電波受信は可能なのね……
ツッコむところはそこじゃないでしょ。
わーい。なんか盗賊の鍵みたいなものを手に入れちゃったぞー
しかもタダでー
あのさー。タダより高いモノはないという言葉g……
おじーさん、また寝ちゃったのですよー
…………
ま、仕方ねーな。
それはあたしの台詞だ。



しっかしこれ、どこで使うんだろうな。
ねー、さたぴー。この塔の地下で分かれ道があったと思うのですが、その先にあると思うのですよー
ほほー。理由は?
こういうアイテムは、まず使い道をユーザーに教えるために、
近場で鍵を使うような扉を用意しておくのがセオリーなのですよー

なるほど。じゃあちょっといってみよーか。



お、なんか扉があるぞ。しかも鍵付き。
ほー、ねここの推測が的中したわね。
早く使ってみるのですよー
よっしゃ。まずこの鍵を入れて、回して……


(カチリ)


うっし、開いた!
この上はどこへ繋がってるのかなー
とりあえず上がってみましょ。
……進んだ方角と距離を考えると、この上はきっと……







ファッ!?
……ここ、何処?
……やっぱりな(レ)……
確かここは…………!!
ここはアリアハン城の地下牢なのですよ!

何か思い出したの?!
確かそこにいるのが、盗賊の鍵を作った人なのd……
……うっ、頭が……!!

……無理に思い出そうとしなくてもいいのよ……
少しずつ記憶が戻ってくれたらウチらも楽になるし、ねこちゃんの記憶カムバックにも期待してみるか。
そうね。やっぱり鍵はねここの知識になりそうだし。


バコタ「ここを開けろー!俺の鍵を返せー!!」


さ、とりあえず鍵の使い方はわかったし、宿へ行くかー。
それもそうね。流石に疲れたし。  
意義なーし!  
……さよなら……二度と会うことはないと思うけど……  


バコタ「うおー!俺の出番こんなけかーい!!」







     - 続く -