みなさんこんにちわ。さたどらでございます。
バズー!魔法世界もとうとう最終話です。
若干不完全燃焼なところもありますが、なんとか完結までこぎ着けます。よろしくお願いします。


さて、前回はバズーの過去についてまででした。
バズーとかつてのガゼルファン帝国崩壊が大きく関係してたとは……ですね。
それが今になって、リカルドとナッシュに繋がるとは……


とにかく、今はこのガゼル城を登らねばいけません。
……いけないんですが、このハイパー高いエンカウント率な上に、今回は難解なダンジョンとなっております。
あまりの難解さに、攻略するのに4時間はかかりました。
ウチの4時間返して!

では、特に苦労した超難関ポイントを解説していきたいと思います。






まずここの穴から落ちます。ヒューン
この穴でなければいけません。コレがこのフロアで最も座標的に南に位置するポイントの穴、というのが鍵です。


ここを落ちると壁と壁に挟まれますが、隠し通路があります。
この隠し通路がとにかくくせ者で、なんのヒントもありません。

そして、ここが一番の難所です。






ここに気付くまでで約3時間45分です。

黄色い線は隠し通路で通れるルートです。勿論実際にはこんな線はございません。
赤丸で囲まれている窓の部分がポイントで、
ここにシャーリィが見えたら、上にキーを入力します。
この隠し通路からでしか進めません。なんという不親切設計なダンジョンなんでしょうか。

ちなみに3時間45分に、約2時間のただ逃げるだけの戦闘が含まれております。
ただでさえエンカウント率が高い上に、エンカウントから戦闘開始までの暗転時間が非常に長いため、
逃げるだけでも結構な時間がかかります。
……なあ、これってSFCだよな?ロード時間が10秒もあったPSのサムスピRPGとかじゃねえよな?
この4時間の間に、コントローラーを3回ほど放り投げました。
ラスダンで今更言うのもあれなんですが、本当にシステム面はどうしようもないですなあ……






こうやって、ひたすら中を通って行きます。
このゲームで隠し通路が出てくるのは、このダンジョンが初めてだったりします。






ここが第二の難関ポイントで、途中のT字路で南に下るのが正解です。
勿論隠し通路内であろうと敵は出てきます。容赦ありません。






最後に黄色のラインの部分を通って、4つあるうちの右下穴に入ります。


ええ、隠し通路自体は、これと平行プレイしてたイデアの日でもありましたよ。
ただ向こうはシンボルエンカウント故に、1ダンジョンの中で100回以上エンカウントすることなんかありませんでした。
やっとここまで来れたときは、思わずクタッとしてしまいましたよ……






ガゼル城の最上階に入ると、一気に幻想的な風景に。
ここがラストフロアっぽいですね。なんかバズーが置いてありそうな雰囲気ありますし。
勿論すんなりとバズーにたどり着けるはずもなく、立ち塞がる人がいます。






なんてことはありません。ただの厨二病患者っぽいです。
フェスターが生きてるわけねえだろ常識的に考えて……
バズーの力で500年以上の寿命を得てるというのなら知りませんがね……

そしてこの人は、思わぬ形によって正体が割れることになります。






無口のミマス、10年間で随分と感情的になった模様。
まあ、この人も(37)ですしねえ……


しっかしロットは、今まで見ないと思ったらこんなところでバズーを操っていやがったのですか。
前話で見た補完シナリオを見ないと「?????」でしょうけどね。
端折られて簡潔に纏められた結果、ロットは死んだことになってこの4章が始まりますから。
おいおい……嘘はアカンでしょ……

んで、「バズーは王族にしか扱えない」という設定はどうなったのかといいますと、






というわけでした。ちゃんちゃん。

10年前の魔王戦からテリスの書を読み明かして、
500年前の戦争は、人間がベラニード族を地底に追いやるための侵略戦争だったとか、
王達に操られて、ベラニード族を皆殺しにしたのはシャーリィじゃないかとか、色々戯言を口にしてますが、
要は「バズーを使って、新しい世の中を作る」というのが、ロットの目的なんだそうです。

やれやれ、これだから理想家というのは……
結局ロットは、ただ自分が支配者になりたいだけじゃないんですかねえ。
これならまだ、ベラニード族のイネス王女の方が正義はありましたよ。
新世界の神にでもなろうというのでしょうか。






こうしてロットと対峙することになります。
一応ロットは、マトモだった頃は魔力が結構高かった記憶があったので、
魔法による攻撃は結構強いです。仲間だった頃はヒーリングマシンだった記憶しかありませんが……
じゃあこれを使いましょう。今しか機はありません。






ロット - 魔法 = 雑魚

わずか3Tの間だけとはいえ、確実に魔法を封じ込められるテリスの宝珠を用いて魔法を封印し、
その間に前衛3人と、シャーリィのゲヘナでフルボッコ。
ちなみにゲヘナは瞬間火力の他に持続火力があって、「1〜3Tの間、相手の行動時に火属性ダメージが入る」という強力な効果があります。
攻撃魔法の中では、最も使えるものの一つではないでしょうか。


2発ほど手痛い打撃を食らいましたが、さしたる被害も出ずに終了。うーんあっさり。
勿論これだけで終わりというわけではなさそうですが……

ロットは傷だらけになりながらも、バズーに近づき、これを無理矢理動かそうと企みます。






どうやらシャーリィを皇帝にさせ、宮廷に押し込めたのは全てナッシュの描いたシナリオだというのです。
黒いとかそういうのは置いておくとしても、ナッシュの謀略はもはや神の領域に近いですなあ……
ここまでのシナリオを1人で描けるとは……
ただ、これらの謀略も某かの「目的」があったはずです。
ナッシュの狙いは何だったのか。この時点でまだそれは見えてきません。


いよいよロットは、シャーリィ達が止めるのも聞かず、バズーの力を発動させようとしますが……






ダメじゃん。

そして制御の利かなくなったバズーは、ロットを化け物に変身させ、シャーリィ達に襲いかかってきます。
これが本作のファイナルバトルになります!






ようやくドラゴンと戦えるよ!やったねロマちゃん!

このドラゴンっぽいキメラのような怪物・グルカベルと、世界の命運を決める戦いが始まります……


グルカベルの行動パターンは、ウチが見た中では4つほどあります。
まず一つ目が、主火力のデモンブラストです。






本作でも最大級の火力を誇る全体攻撃で、ミマスは2発、それ以外は3発食らうと倒れます。
被ダメージはシャーリィで100点程度、ロマールやバイセンだと150〜160点の特大級ダメージです。
間違いなくリバックは必須で、場合によってはキュアオールも必要となります。


そしてこれとコンボで使ってくるのが、全体麻痺攻撃です。
麻痺状態になると、攻撃力・防御点・知力・敏捷力が大きく下がるため、前衛は実質無力化されます。
何故って、敏捷力が下がるとただでさえスカの多いロマールの攻撃が全く当たらなくなりますし!
また、シャーリィはグルカベルより早く動く事ができるのですが、
麻痺になると行動順番も下がるため、回復が1手遅れることになるのです。
そのため、シャーリィは行動の殆どをHP回復と麻痺治療に取られ、ゲヘナが思うように放てません。

後はデモンブラストよりもやや劣る全体魔法攻撃(デモンブラストの約70%程の威力)と、たまに放ってくる単体物理攻撃ぐらいですかね。






幸いといったらアレなんですが、魔王オルヘスほどの高い回避率は持ち合わせてないのと、
魔法抵抗力はごく普通なため、
バイセンの攻撃は結構当たるし、シャーリィのゲヘナは決まりさえすればかなりのダメージを与えることができます。
まあ、ロマールはそれでも命中率70%程度が限界でしたがね……
ミマスはほぼ毎ターン回復。麻痺治療に追われまくりでした。


この強大な敵を倒すために、ほぼ全てのリソースを動員します。
ファイナルバトルということで、HPとMPを全回復させるグラールフィズをシャーリィに投与し、
リバックを使うためのMPをキープし続けます。
シャーリィのMPが尽きた瞬間、PTの命運は尽きます。
麻痺やデモンブラストのダメージに悩まされつつも、少しずつ、かつ確実にグルカベルのHPを削っていきます……







そして15分以上に渡る長期戦の結果、グルカベルを打ち倒すことに成功しました。
バズーの生み出した魔物に、シャーリィ達は勝利したのでした!!






さてさて、まもなくロットは息を引き取るのですが、
最期の最期で、一番ウチが知りたかったことを教えてくれます。
そう、リカルドの最期についてです。






  






……ということです。
この結果を予想されていた方も多いと思いますが、リカルドはナッシュに殺されたのでした。


本編だけではあまりに描写不足なので、こちらを引用することになりますが、
リカルドはナッシュと共に昔パメラに訪れ、、そしてバズーの秘密についてを知りました。
最初は魔法帝国の復活を考えていたリカルドでしたが、
おそらくリカルドも、フェスターがバズーを生み出した所から、帝国が滅んだところまでの幻影を見たのでしょう。
それを見て、バズーを壊そうと考えたのでした。

しかしナッシュはそれに待ったをかけました。
バズーは機能停止していて強大な魔法が使えなくなったとはいえ、今でもそれなりに魔法は使えます。
しかしバズーを壊したらどうなるか。完全に魔法が失われ、今の文明が崩壊することは間違いありません。
現実の世界において「電気」を失ったらどうなるか、に近いものがありますね。


……正直、ウチではどっちが正しかったのかわかりません。
バズーを止めてでも、いずれ起こるであろう世界の崩壊を止めたかったリカルド。
今を生きている民を守るため、友人を裏切ってでも己の信義を全うしたナッシュ。

確かに長い目で見れば、リカルドの方が正しかったのかもしれません。
ただ、バズーを止めることで世界が大きく衰退し、再び世界が栄えるようになれるかという保障はありません。
今まで当たり前だったことを失う恐怖というのは、とても想像できませんししたくありません。
誰よりも魔術に精通していたナッシュは、その恐怖に耐えきれなかったのでしょう。

それらを考えると、今までのナッシュの行動も全て辻褄があうのです。
魔王と契約し、人間に災いをもたらすであろうベラニード族を討伐し、
それを成し遂げたシャーリィを幽閉し、強大な力を発揮できないようにする。
こうすることで強大な力を持つ者は誰もいなくなる、というわけです。
全ては「人間のため」ということが前提になっていたのです。

最もこれも、見方を変えれば独りよがりの正義とも取れます。
結局人間のためにとはいえ、ベラニード族は滅ぼしちゃったわけですしね。
自分たちが良ければそれでいいのか、というベラニード女王イネスの言葉も一理あるのです。
これらの事を全て「狂ったイアルティスの世界」とし、その浄化を目指したのがロットなのでした。
まあ、ロットの行動自体は賞賛されるものではありませんけどね……
ロットによってナッシュを始め、多くの人の命が失われてるわけですし、それじゃあナッシュの考えの「負の部分」と一緒なわけですから。



ロットの残した最期の一言を聞いて、シャーリィはとある決意をしました。
それは、父リカルドの果たそうとした「バズーの破壊」です。
ナッシュ寄りの考えを持ち、またバズーの喪失が己の死を意味するバイセンは、これをなんとか止めようとしますが
ロマールとミマスはシャーリィを後押しします。




   


雨の森のイベントなんてなかったですけどね!!

これも端折られた弊害です。本当はそういうイベントが入るはずだったのです。
最後まで本当に残念なゲームと言わざるを得ません。



シャーリィはロマールとミマスの後押しを得て、ついに実行に移しました。










そう、これが「世界から魔法が消えた瞬間」であった……












イアルティスの世界。それは魔法によって栄えてきた大地でした。











しかしGA3029年。突如世界から、魔法が完全に消滅しました。













何故魔法が失われたのか。その術を知る人はいません。













いや、僅かながらもバズーの消失に気がついた者もいました。


今後の事を考え、重い表情になるシュレール王。


彼が内心どう思っていたのか、それを知る術はありません。














重い決断を下したシャーリィ。



バイセンの消失を見て、改めて自分の行ったことがどれだけ大きかったかを感じたのでしょう。














しかし、幼なじみの騎士はこう言ってくれました。













おそらくこれは彼の本音なのでしょう。


今まで魔法を使ったことのない、彼が言うのですから……


そう、魔法がなくてもやっていける。それを証明するために、これからシャーリィ達が必要なのです。











ロット……ナッシュ…………そしてリカルド。



いずれも形は違えど、「世界を救いたかった」と考えていた者達……



その意志を継ぎ、これからシャーリィは生きていくことになります。



そう、魔法帝国皇帝としてではなく、魔導士としてでもなく、1人の人間・シャーリィとして…………













新たな世界に、栄光あれ……










〜 Fin 〜





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