みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
アメリカンなRPG、いよいよ最終盤に入りました。
どのような結末を迎えるのか、これから記していきます。


前回は、ラスダンへの道が開けたところまででした。
魔法の木の実99個という何処をどうやっても負ける気がしない資材を手に入れ、
ザッシュとフェイの二人はフォーカスタワーへと乗り込みます。






フォーカスタワーから乗り込んだ先にあるラストダンジョン、その名も「最後の城」。
いくらなんでもド直球すぎんだろ!
英訳すると「The last castle」ですかね?

この城の構成は、大きく5フロア構成となっております。
そして1フロア毎に、過去クリアしてきたステージの特色・仕掛けが色濃く出ております。
このフロアは地のクリスタルの地・化石の遺跡の仕掛けが色々登場しております。
ここは便宜上、フォレスタゾーンとでも名付けておきましょうか。






主な仕掛けは流砂・破壊可能な骨。そして今回は青龍の爪による遠隔ジャンプもあります。
ルートさえわかってしまえばさほど苦労はしませんが、そこまで行き着くのに多少時間がかかるかもしれません。
それでもラスダンの中では最も簡単な作りで、ザコモンスに苦戦しなければ10分かからないでしょう。






また、ここで最後の防具であるイージスの盾を回収。なんと石化耐性が追加されました。
これでザッシュは、即死以外のバッステを全て防げるということになります。ワンダホー






また、各ゾーンにはかつてボスだった4匹が守っております。
名前も色も違いますが、再生怪人みたいなものですかね。
ただ特撮史上、再生怪人は今までまともに勝ったことはありません。
残念ですが、このゲームでも同じ運命を辿って貰いましょうか。






まず1番手はフレームドラゴンのコンパチ、スカルレックスです。
いくら再生怪人といえどラスダン。
流石にホーリー1発では倒れないだろうと考え、適当に青龍の爪で殴ってみました。
いくらなんでも石化耐性くらいはあるだr……






筆者「  」



かつてフレームドラゴンと戦ってた時、はくすコメで「レイズで即殺」というお話を貰いましたが、
こいつも可能なのでしょうか……
フェイ砲台以前の話やなこいつ……



 


お次はアクエリアゾーンです。  
主な仕掛けはファラオスイッチ。これに遠隔ジャンプとショートジャンプを駆使して、最深部へと進みます。  
可視範囲が狭く、きちんとマップを把握してないと迷いやすい構図になってます。  
マッピングする程ではないですが、迷ったときは簡易図を書いた方がいいかもしれませんね。  






ここのボスは、アイスゴーレムのコンパチ、ストーンゴーレムとなっております。
火弱点を克服したため、アッパーコンパチと言えなくもないです。
火力も高く、石の塊をブン投げられると800点前後の大ダメージを貰います。
敏捷力もそれなりにあるため、先手を確実に取るのが難しく、運もある程度絡みます。
幸い耐久力はそれほど高くないので、フェイのホーリー砲連発で対処しましょう。






なお石なのに溶けます。






3番手はフェイリアゾーン。
主な仕掛けは石飛び。そして遠隔ジャンプです。
こちらは可視範囲が広く、道もそれほど複雑じゃないので、アクエリアゾーンよりは簡単でしょう。






ボスはヒュドラのコンパチ、ワイバーンです。
水・風弱点が追加されており、こちらは逆に弱体化されてる感すらあります。
単体火力はそれなりですが、ザッシュは火耐性があるので、あんま負ける感じがしません。
うっかりフェイが狙われたら痛いぐらいですかね。






最後はウィンディアゾーン。
主な仕掛けは、立体迷路です。
道こそ一本ですがかなり迷いやすく、また一部の道では一歩はみ出ると落下し、フェイリアゾーンに落とされます。
パズズのコンパチがすぐ見える当たり、しっかりかつての仕掛けを踏襲してる感がありますね。






そいつの名前はズー。FFではある意味お馴染みです。
弱点が変わってない上にHPが推定20,000とオリジナルよりも劣るため、やっぱりこちらも弱体化……
所詮は再生怪人でしょうか。



4つのエリアを踏破すると、いよいよラストフロアの一つ前に辿り着きます。






いかにもかっこいいことを言っておりますが、
やってくれるのはアイテムの周りを囲ってる壁を除去するだけ。
しかもその何れもが消耗品アイテム……
クリスタルやる気ねえだろ!!
もう少し気の利いたアイテムとかさあ……。例えば伝説の武器とかですね。






このエリアを過ぎると、ダークキングの待ち構えるラストフロアに入ります。
この光景、FF4に近いものがありますね。
もしかしたら、一部パーツは使い回してるかもしれません。


お互い軽い前口上を吐き終えたら、ついにラストバトルが始まります。






ダークキングというだけあって、トランプのキングを彷彿とさせる外観となっております。
弱点は特にありませんが、魔法防御がそれほど高くなく、フェイのホーリーなら2,000点近く通せます。
ザッシュも攻撃に参加する手はありますが、ダークキングは普通に1回行動。
よって、毎ターンケアルを使った方が安定はします。






累積ダメージが5.000程度になると千手観音になり、ありとあらゆる武器を手にします。
剣から雷を出したり、斧から地震を起こしたりと、様々な属性攻撃を仕掛けてきます。
やはり1回行動なので、ザッシュは回復に徹し、フェイのホーリーで殴っていくのがいいです。


累積ダメージが20,000を超えると、また変身をし始めます。






……で、なんで蜘蛛やねん。
これが真の姿ですか?微妙っすね……
この形態の特徴は、石化付与効果を持つ「金の糸」と、単体に900近いダメージを与える火属性攻撃「アシュラ」です。
フェイに石化が当たると厄介なので、金の糸がザッシュに来ることを祈りましょう。






累積ダメージが35,000に到達すると、また姿を変えます。
何故かタコ足になりました。
時代が時代なら、触手プレイの薄い本が出まくったかもしれませんね……
ここまでくればもう少しです。もう一押ししてやりましょう。


そして、累積ダメージが40.000を超えると……








ダークキングは、完全にその姿を消しました。「てきをやっつけた」という簡素なメッセージと共に。
例によって断末魔すらも与えて貰えませんでしたが、まさにその死に様・ミスティッククエストそのものです。
まあ「ウボァー」で死ぬよりかはマシなのかもしれませんが……


地味にザッシュが戦闘不能にされてるのは内緒です!!



ダークキングを倒すと、目の前に例の仙人が現れます。
正体がなんなのかは薄々感付いてはいますが、答え合わせのためその姿見せて貰いましょうかね……






そうです、仙人とは仮の姿。真の姿はクリスタルです。
本編では突拍子もないアドバイスをしては去って行ってましたが、
終盤になってようやく「レッドを助ける」という行動を取ってる当たり、
「地上に干渉できない」のではなく、単純に「干渉したかったけど力が足りなかった」が正解なんでしょうね。


光のクリスタルがこの後どうなったのかはわかりません。
この世界の創造神みたいな感じですし、ダークキングがいなくなった今、地上に干渉することもないでしょう。
次姿を見るのは、おそらく再び世界滅亡の危機に陥った時。
クリスタルとしては、二度とその姿を地上に見せない方が、平和で幸せなのかもしれません。





ここからエンディングになります。
各地4つの地方を回り、今まで出会った人達に挨拶をしていくものとなります。
まずはウィンディア。






レッドやマックについて聞いたところ、博士は元気になったと返答。
そんなに時間が経ってないのにもう全快ですか。
この世界の人達はバイタリティが半端ねえ……


そんなこんなで、ザッシュは伝説の勇者として世界を救いました。
ただ、彼は最初から勇者を志して魔王を倒したわけではありません。
なんとなく立ち寄った村がたまたま滅ぼされ、その過程でクリスタルから勇者認定されただけの話です。
元々は冒険好きのただの青年。
魔王がいなくなった今、勇者である必要性がなくなり、彼は今後どうしていくのか。






彼の出した答えはこれです。
何の躊躇いもなく話していることから、前々から方向性は決まっていたのでしょう。
マックはこれを快諾し、船の調子を見てくると、姿を消します。


お次はアクエリア。ジャックは今日も必死に穴を掘っておりますが……






サーセンwwwwwwww

ちなみにロックはまた一人で宝探しを始めたため、ジャックと離ればなれになっているそうです。
今彼はどこにいるんでしょうかね。






お次はフェイリア。レッドはすっかり元気になったようです。






いよいよここがラストシーンになります。
最後に、別れと新たな旅立ちの言葉を一言ずつ貰います。
まずはマック。
出番は薄いながらも、最後まで物語の鍵を握り続けました。
船はなくなりますが、その表情に後悔はありません。
彼のことですから、また新たな船を手に入れて海に出ていることでしょう。






続いてカレンの母。名前はおそらくありません。
その接し方、まるでザッシュの母であるかのようです。
行方不明になった旦那と再び会うことができ、ザッシュには多大な恩があることでしょう。
これからは旦那と末永くお幸せに……






次はオットー博士。間違いなく本作最高の頭脳を持つ天才科学者でした。
特別捻くれてることもなく、ザッシュの良き理解者として、最後まで協力してくれました。
見た目は老人そのものですが、まだ眼光に衰えはありません。
次はどんな発明をしてくれるのでしょうか。






次はノーマちゃん。喋り方から見ても、10歳前後と考えるのが妥当でしょう。
うまく成長すれば、いい女性になれるのでしょうか。
もしザッシュが再びこの地に戻ってくることがあるのなら、その時はもう少し大人になっているでしょうか。



  


お次はやや自信がありませんが、アリオン夫妻でしょうか。
こちらの動きを想定していたかのように、雷の石をスッと差し出してくれたその節はお世話になりました。
息子さんと仲良くやって下さい。






お次はレッド。
戦友でありながら、好敵手のような感情も芽生えたのかもしれません。
肝心なときに離脱してしまい、彼なりに後悔した結果なのでしょう。
次会うときは、ザッシュと肩を並べられるくらいの男になりたい……
彼ならきっとなれるでしょう。






お次はジャック。
直接的な助力はほぼ貰っておりませんが、この人の作った洞窟によって世界はある意味救われました。
冒険心があるのはいいですが、傍若無人かつ突発的すぎて周りを困らせないようにして下さい。
孫娘にも思いっきり伝染してますよ。






お次はフェイ。
最初会った時は、本当にアメリカン的ナンパで口説き、それ以降はいなくてはならない存在になりました。
猪突猛進なのか繊細なのか、そこだけは今でもよくわかっていません。
ただ、若くしてこれだけの多彩さを持ち合わせ、将来有望です。
ザッシュが去った後の大陸の平和は、彼女にかかっているのかもしれません。






最後はカレンです。
思えば、全ての始まりは彼女から渡された一振りの斧からでした。
斧という物騒なものではあるものの、自分の第3の腕とも言うべきものを、通りすがりの人に渡す当たり、
人物をきちんと見極められる目を持っていたのでしょう。
その容姿とは似合わない某霊長類最強女子と肩を並べる超人っぷり、生涯ザッシュの記憶に残ることでしょう。


カレンとフェイ、本作のダブルヒロインと言われておりますが、
二人に共通してるのは、「ザッシュは再びこの地に帰ってくる」というのを疑ってないことでしょう。
この旅を通して、彼女達なりにザッシュに対する特殊な感情はきっとあるでしょう。






そして、見送ってくれたザッシュの、お別れの挨拶。
あえて「またな!」とは言いません。それは、この地に未練を残したまま去るのと同じになってしまいます。
だからこそ、彼は最後にこの挨拶を選択したのでしょう。







ただ、この世界に「絶対」という言葉はありません。
彼が今後、アテのない冒険を繰り広げ、全てを遣り遂げた時。
きっと、この地に帰ってくることでしょう。

何年後か、あるいは何十年後か……
それは、ここにいる誰にもわかりません。
それでも、皆は待ち続けるでしょう。



ダークキングを倒し、この地に平和をもたらした伝説の勇者・ザッシュの帰還を……
















……ここまで、感動の文章を書いといてなんですが、唐突なNice boat.やめろ。
ああ、そういえばあの作品もダブルヒロインでしたねえ……
片方はロング髪かつ巨乳、片方はショート髪で明るさと繊細さを併せ持つ……


…………ははは、まさかね。












………………ん?誰か1人、忘れているような……




























  (  ゚д゚)
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  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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ミスティッククエスト、まさかのロックEND。


そうだ!まだこいつがいたわ!
姿を消して挨拶にも出てこないと思ったら、こっそり船の中に隠れていたのか!
最後に主人公が冒険した地を離れ、旅に出る展開はよくありますが……
まさかの男2人旅でランデヴーとは…………











アッーーー!!!


























こんな汚い終わり方でよかったんだろうか……