みなさんこんにちわ。すふぃあです。
かなり久しぶりになりましたが、今日もTILKを更新していきます。  


前回は、洋館を目指して島に上陸したところまででした。  
今回はその館に突入するところから始まります。  



 


洋館のビジュアルはこんな感じです。  
作られてそこまで経っていないため、まだ綺麗な部類と言えますね。  
最も、深夜となるとホラーチックになるんでしょうけど。  
電灯がまだ一般的じゃない時代ですからねえ。  


早速突入しようと思った時、シルキーが慌てて止めました。  
どうも窓に人影が映ったとの事。観察力ええなこの女。

さらにフォンが、「入り口辺りにだけはツタが生えてない」という所から、
10年以上人が出入りしていないのでは、と呟きます。
おそらくですが、人が日常的に出入りしてるんじゃないかと判断したのでしょう。





この脳筋プレイ……あれはアシュレイ26作目エルヴァンディアストーリーの主人公。
軍の総大将にも関わらず戦略眼0の超猪突猛進っぷりは、筆者の頭痛の種になった
!!



人がいる可能性が高いのに、中に突撃してどーすんだこいつ……
ただビリーはアシュレイほど無能じゃないため、隠密能力0のメリルとエリックを突入部隊から外しております。




▲屋敷突入部隊


この中だとフィンが明らかに浮いてますが、テクニカル要因(?)でしょうか。
参謀タイプではないですが物知りですし、この中では機転が利く方ですからね。


ちらっと見えた人影の正体は、このドアの置くにおりました。
ただ1人じゃなくて、複数人いるようですが。




  親分「あの時ワシはだなぁ、大ザメに左手と右足を食い千切られてもだなぁ……」

  子分「親分、その話は今日だけでもう40と3回目ッスよ……。」



この瞬間、この後の会話を見る気が失せました。
ダメだこいつら!とんでもなく無能臭がする!!

会話の流れがあまりにマヌケすぎて逆に気になったためか、
ビリーはドアをちょろっと開けて、中の様子をうかがう事に。
中から酒臭い臭いがしてきたそうですが、こいつら昼から酒盛りかよ……






これが会話の正体です。見たところ海賊のようで、地面には地図を広げております。
真ん中の老人がグラッツ。部下2人には「キャプテン」と呼ばせたがっております。
左のひょろい男がヘンリー。軽い性格で、グラッツに軽口を叩いてたのがこの人。
右のごつい大男がオイスター。寡黙な男で、機転は利きにくいですが冷静で実直な性格です。


この愉快な3人衆が、ここを根城にしている海賊のようです。


一応あらかじめいっておくと、この3人はあくまで幹部クラスであって、沢山の配下も従えてはおります。
ただ、何も知らない子供6人に入られるほど警備がガバガバなのはどうなのかと思っただけです。


そんな彼らですが、宝のために地道な努力を重ねるという側面もあります。
何を狙っているのかはわかりませんが、
元々あった地図をベースに、地道な調査を重ねて作られた、オリジナルの地図なんだそうです。
よほどの自信があるようで、「この地図無しに(宝は)見つけられん!」とまで豪語するほどです。
それにすっかり安心して酒浸りになってるのがまたグラッツクオリティなんですが、
何にしても、ただのアル中ではないということですね。


ビリー達はしばらくこの話を聞いて静観しておりましたが、
シルキーのとある一言によって、一気に展開が動く事になりました。
そう、これが今後の運命の歯車を動かす一言だったと、シルキー以外は誰も思わなかったわけで……












………………なんかすげえぶっとんだこと言ってますねこの女。
ネジの外れた発言はメリルの専売特許だと思っていたのですが、シルキーお前もか……
確かにこいつらは海賊ですし、一般的に見てアウトローな存在でしょう。
しかし、こいつらから何か直接被害を食らったわけじゃないですし、
地図を奪うにしても、その目的は何一つシルキーから語ってくれず、
ビリーが躊躇していると「じゃあもう頼まない!!」とすげえムキになっている始末。
「海賊から地図を奪う」理由が不明なんですよね……

よっぽど話せない事情があるのか知りませんが、現段階ではシルキーに同意は一切出来ません。
海賊から何かを奪う前にそもそもお前は何者なんだというところから問いただしたくなります。
ビリー達を利用して、何か重要なものを手に入れようとしている…………ようにしか見えないんですよね。
少なくとも、現段階では。  



そしてシルキーは、ついに実力行使に出ます。  
なんと「私1人でやるから!!」と大声で叫び、堂々とドアを開いて正面から宣戦布告。  
やばいこいつ!アシュレイレベルの超脳筋だ!!  
人の話を聞かない、行動力のある脳筋ほど質の悪い物はありません。  
それをフォローする周りの身にもなってほしいものです。  


こんな状況でも、ビリーは条件反射的ながらも、現段階での最善手をフォンに指示します。  



 


この直後、フォンは煙幕爆弾を投下し、仕方なくですがシルキーを援護。  
その結果、シルキーは地図の切れ端半分を奪ってくる事に成功してしまいました。  
いいんかこれ……  


シルキーの所業の結果、当然ながら海賊達に追われる身になったビリー達。  
仕方なく海賊と戦うはめになります。とほほ……  



 


本ステージは全体的にやや通路が狭く、守りやすく攻めにくいような地形になっております。  
ただし地形による機動力低下が殆どないため、高機動力を発揮できます。  
敵に挟撃される形での不利な陣形にはなりますが、敵がさほど強くないため、十分追っ払う事はできます。  






登場する敵は二種類。こちらが強い方。
ATT16とやや高めですが、ビリーで十分ブロック出来ます。
もう一種類のルーベンスは、ATT14、DEF7、HP15と、ワンランク能力が下です。
ただし常に2スクエアから酒瓶を投げて攻撃してくるため、若干厄介です。
とはいえ、結局はビリー中心に狙ってくるので、ビリーを固めて、布陣さえ間違えなければ問題はありません。


本ステージの目的は、3人いるマチアキを全員討ち取る事。
マチアキを倒せばステージクリアになります。ルーベンスは何人倒しても終わりにはなりません。


さて、こんな状況を作り出した張本人シルキーですが……






ビンタで敵をしばき倒しております。
ジャイアンボイスに続いてビンタ攻撃か……
こんなけやらかしてくれると、キンタマ狙撃キックが飛び出してももう驚きません。
一応ヒロインなんだよなあ……?



    



館を飛び出したら、お次は島を脱走するミッションになります。
前方にはハネガエル、後方には海賊達に挟撃される形です。
ただ、ハネガエルとは距離があるため、海賊達を始末してから戦う事は十分可能です。
普通に戦っていれば、1桁ターンで十分でしょう。
ここは難なくクリアしました。



海岸線に戻ってきたビリー達ですが、既に潮が満ち始め、帰還が困難になっていました。
後ろから海賊が追っ掛けてくる中、最早一刻の躊躇も許されません。






捕まったら何されるかわからないので、当然必死ですね。
グラッツ達も浅瀬を渡ろうとダッシュしますが、オイスターが途中で立ち止まりました。
「何か音がする」と。
ヘンリーもその異変は感じたようで、「ゴゴゴゴ」という音がすると呟きました。
この後、画面が暗転してしまってどうなったのか明確にはわかりませんが、
状況などから、高波に飲み込まれてしまったと考えるのが一番無難でしょう。
何はともあれ、間一髪逃げ切れました。


ここにきて、ようやくシルキーが地図を奪った目的を、ほんの少しだけ話してくれます。
シルキーの目的、それは「トゥプマシティ」


これは一体どういうものなのか。
一番最初にピンと来たのは、やはりフィンでした。
先に結論を言うと、所謂「ドラゴンボール」です。
話を総合すると、神が海底に沈めた宮殿に、どんな願いでも叶える宝物「トゥプマシティ」が眠っており、
そこに行くために必要なのが、6枚存在する「エメラルドタブレット」という石板なのだそうです。
そしてこの地図が、エメラルドタブレットの在処を記した物というわけ。






ふーむ……
シルキーのこの話し方、出自の不明さ等から思うに、
もしかしたら「この神殿の関係者」なのかもしれません。
神の使いの者?神を奉っていた一族の末裔?そこまではわかりません。
ただ、「海賊達はトゥプマシティを悪用するに違いない」という、何の根拠もない理由だけで取らせたくないのを見る辺り、
ビリー達が思ってるより、かなり深いところまで事情を知っているのではないかと感じました。

なんにせよ、当面は「シルキーの思うように転がされる」事を前提で、話を進めた方が良さそうですね。
シルキーの方も、エメラルドタブレットの在処までは知らないっぽいですが……






このシルキーの嘆願にいち早く答えたのが、やはりビリーでした。
島を守るって、島が攻められる原因はお前らだろ。
次に賛同したのがグルス。パック、フィンも続き、ついにはフィリップまでもが賛同しました。



ところでさっきからずっと気になってるんですが、メリルさっきからずっと寝てるんですが。
こ、こいつ……
「メリルらしい」というグルスの一言で笑う一同でしたが、お前らそれでいいのか……







     - 続く -