みなさんこんにちわ。すふぃあです。
今日もTILKを更新していきます。


今回は、シャーク団との決戦からスタートになります。
流石に威信をかけた戦いなだけあって、ショーンKら上級兵士が約10人。
総大将ジェイク自らも出陣で、その脇をルイ、エリック両名が固めます。

しかし、こっちにも新戦力がおります。






成り行きの流れで付いてきてしまった形になりますが、
ヒロイン・シルキー、初出陣でございます!
そんな彼女の攻撃方法なのですが……



  


まさかのジャイアンリサイタルアタック。


い、いや……歌を攻撃手段として使う例は割りと珍しくはないんですけどね……
ハーピー(魔導物語)だったり、マクロスの歌姫達だったり……
しかも相手は耳を塞いでいるのではなく、吹っ飛ばされております。
ここから考えるに、想像を絶する声量があり、耳を塞ぐ間もなくぶっ倒れてしまうのか、
それすらも超越した、音によるエネルギーによって吹っ飛ばされているのか。


何にしても、凄いヒロインが登場したものです……


こんなシルキーですが、ステータスはどんな感じなのでしょうか。
ちょっとキャプ画を取り忘れてしまったので、データは載せる事ができませんが、
彼女は「回復を中心とした後方支援役」と言えます。
持っている特技は2つ。


  ・ハミング  1スクエア内単体  HP10回復
  ・ヒールヴォイス  1スクエア内単体  バッステ解除



いいですねえ。やっぱり筆者は、回復系を扱うヒロインがグッと来ます。


しかし、シルキーの持ち味は、ジャイアンボイスでも特技でもありません。
「友達効果」のえげつなさにあります。


友達効果は、2話でも述べた通り、

@:リジェネ効果  毎ターンHP10%回復
A:攻撃バフ効果  攻撃+5の補正
B:@A両方

の3種類があるのですが……

  ビリー B効果
  メリル  B効果
  グルス A効果
  パック A効果



……以上の通り、隣接するだけでフォン以外全員の攻撃を+5する、とてつもない女だったりします。

さらに、ビリーにはリジェネ効果も加わるため、
「ビリーに攻撃可能なら、必ずビリーの方に向かって攻撃する」というCPUのアルゴリズムもあって、
ビリーの防御をありったけ上げておくだけで、負ける要素がなくなります。

また、火力自体は低いですが、シルキー自身も、ビリーによる友達効果Bがかかるため、
ビリーとシルキーは1セットで行動させるのが望ましいでしょう。
というかもうこの5人でインペリアルクロス組んだらどうでしょうか。






ここまでバフ増し増しの状態で負ける要素があるはずもなく、
1人、また1人とシャーク団員は倒れていきました。
残りは幹部クラス3人のみ。


  


2人ともけして能力値が低いわけじゃないのですが、
ビリーは防御16なのに加え、毎ターンリジェネ効果が入るため、
2人ともクリティカルが発動して、やっとビリーのHPが削れるわけです。
いやー、楽ですね。


この段階で、最早勝利は確実と見たため、ビリーとシルキー以外は宝箱捜索に行かせます。
ただしジェイクがビリーに隣接する前に向かうと、捜索部隊が狙われてしまうため、
ちゃんと引きつけてから行かせるようにしましょう。





これがジェイクのステータスですが、やはりビリーのHPは削れません。
本作攻略の鍵は、ビリーの防御値ですね!
後はフォンのデバフ技でジェイクの防御値を削っておけば、あっさり討ち取る事が出来ます。
メリルのバフ技と組み合わせれば、さらに攻略が早まるでしょう。






シャーク団は、元々ジェイクの腕っ節によって従えていた不良グループです。
このような組織は、リーダーが負けてしまえば、部下は付いてこなくなります。
シャーク団も例外ではなく、ルイ、エリック以外のシャーク団員は全員逃走してしまいましたとさ。
そのせいか、勝負に勝った5人も、どこか哀れむような目でジェイクを見ております。

ビリーはジェイクに手を差し伸べようとしますが、ジェイクはそれを払い、1人何処かへ行ってしまいました。
「どうせ俺は、初めから1人だったんだ……」と台詞を呟きながら。

ジェイクは何故このような曲がった性格になってしまったのか。
それは彼の生い立ちにあります。
これに関しては、後ほどご紹介します。



ジェイクは1人何処かへ行ってしまうも、こんな山の中では探しようがなく、
6人は仕方なく自分の家へと帰っていきました。








ん?1人足りないって?
そう感じた貴方はなかなか鋭いですね。
ええ、帰宅したのは6名。
ただ1人、ルイだけは、夜になってもジェイクを探し続けていたのです。






ただ、謎のロボットに追われてるようでしたが。
あれ、本作の世界観って何だったっけ……?
いきなり文明レベルが上がりましたね……


ルイがこんな状況なので、当然ながら町では「シャーリンさんの娘さんがまだ帰ってきてない」と噂になってます。
ビリー父も、捜索部隊として狩り出される事になりました。
通信機器が発達してない時代だと、行方不明になったら大変ですからね。
頼れるのは地理知識とカンと自らの声のみ。
壮絶ですね……


そんな父に釣られてか、ビリーも捜索しようと考えますが、
ビリーの母・マナにあっさり止められました。まあ当然といえば当然でしょう。
ミイラ取りがミイラになるのが目に見えてますし。
そこでビリーは一計を案じ、マナが寝たところでこっそり抜け出そうと試みました。
なんとか家のドアから抜け出す事には成功したものの……



  


\(^o^)/


やはりというか、バレバレでした。
あえて寝たふりをし、息子がどういう行動を取るのかを見ていたのでした。
帰ってきた後、こわーいお叱りが待っておりますが、一応母公認の上で、外に出る事に成功はしました。






ルイが心配になって家を出てきたのは、ビリーだけじゃありませんでした。
グルス・パック・フォン……そして何故かエリック。
いや、シャーク団の両腕の1人ということはわかりますよ。
でもこいつ、何考えているのかが本当にわからないといいますか、
1人だけ無言でドーナツを食いまくってるというか。

メリルがいないのは、おそらく家が厳しいからなのでしょう。
まあ、ビリーでもあんなけ親に外出を止められたくらいですし、
こんな夜に10歳の娘を外に出したくないのでしょうね。

ビリー達がトンガリ山をまず捜索しようと試み、移動を始めますが、
グルスは「ジェイクがどこに居るのか心当たりがある」とビリーに話し、単独行動してもいいかと言います。
今回の騒動は、そもそもジェイクが何処に行ったのかわからないのが発端ですし、ルイだけが見つかっても意味がありません。
ビリーは二つ返事でグルスの提案を快諾し、彼を見送ります。


トンガリ山についた4人は、さらにルイの居場所として考え得る場所を絞り込みます。






しかし、こんな山を一つ越えなきゃいけないところが、シャーク団の本拠地とか……
この町の子供は逞しいんですねえ……
今の時代と違って、娯楽が乏しいというのもあるのでしょうけど。


ここから第9章の戦闘が始まります。
炭鉱の入り口まで駆け込むのが目的で、ビリー達の前に野生生物たちが立ち塞がります。
今回の戦力は4名。しかもシルキーがいないため、友達効果によるバフが殆どありません。
ビリーと隣り合わせになる事で、パックがW効果、フォンはリジェネ効果を得る事が出来るので、
上手く活用したいところです。
攻撃力装備はパックに持たせておくと良いでしょう。






開幕から常に押されっぱなしの、苦しい戦況が続きます。
グルスがいないので火力面に乏しいのもありますし、メリルがいないのでフォンの火力がないに等しいのです。
それに加え、回避率の高い敵が多く、表示命中率で約70%。
初代ポケモンをやったことがある方ならわかると思いますが、70%って全然当たらないのです。
攻撃を悉く外しまくる連中を見た筆者は、黄昏のオードを思い出しながら、渋い表情でプレイし続けていましたとさ。



こんな中、意外と戦力になっているのがエリック。
HP48、DEF11という強烈なタフネスを持っており、しかもLvを一つ上げると「食べる」という自己回復技を習得します。
ちょっと防御を補填してやれば、立派な肉壁の完成です。
AGIが極端に低いため、回避に関してはほぼ望めませんが、
敵の攻撃を避けるときは体操選手ばりの華麗なジャンプ回避をかましたりします。
お前普段からそれやれよ!!


宝箱は回復アイテムばかりでしたが、一つ大きな収穫がありました。
「スパイクシューズ」という装備品です。
これを装備すると、なんと平地の移動コストが1になります。
俊足パックでも、平地の移動コストは2(つまり移動力3)なので、これはありがたいところ。
宝箱回収役としてさらに期待出来ますね!


では、今回の締めとして、ジェイクの生い立ちについて書いておきましょう。
グルスの思惑通り、ジェイクは「海の見える場所」にいました。
かつては同じグループにいた身、お見通しといったところでしょうか。

グルスは、ルイが行方不明だぞということだけ伝えて、去ろうとしたその時でした。






突如自分語りを始めました。


ジェイクの父は、かつて漁師でした。しかし、物心付く前に海で亡くなってしまいました。
そして間もなく、ジェイク母も亡くなりました。胸の持病が悪化したのだとか。
彼はその後、父の弟夫婦に引き取られましたが、この2人がとんでもないゲスでして、  
兄の遺産を全部かき集め、ジェイクを置いて島から出て行ってしまったのだそうで。
彼の人間不信は、この一連の出来事に起因しているものだったのです。
自分は一人きりなんだと、己の人生を呪いながら。


しかしグルスは、「お前……そんなつまんねぇ奴だったか?」と一刀両断。






ジェイクの生い立ちは、間違いなく不幸の部類にあると思います。
不幸勝負ではないですが、家族運に恵まれなかった例はそんなにないでしょう。
ただ、見たところグルスはそれよりさらに重い過去を背負ってるような一言を発します。
少なくとも、彼には保護者(実親かはまだ不明ですが)がいます。
今明かされる、グルスの過去とは……
一度は彼が身をシャーク団に落とした理由も、ここでわかるのでしょうか……







     - 続く -