みなさんこんにちわ。すふぃあです。
(システム面が)ハートフルボッコSRPGティルク、今日も始めていきます。


今回は第2章からのスタートになります。
第1章の時に、どこいくか3つの選択肢がありましたが、
そのうち、第1章で選ばれなかった残り2つのうち、どちらかをチョイスすることになります。
今回は、フォンとメリルの推す、ロジャーの牧場へ行くことにしました。
バグという名の動物の赤ちゃんが生まれたとかで、それを拝見させてもらうことに。






しかしこのロジャー、一つ悩みを抱えており、それを5人の前で言います。
最近山犬が牧場の近くを彷徨くようになり、バグが食われてしまいそうになっているのだとか。
そこでビリーが、自分たちで山犬を倒すことをロジャーに提案。
平均年齢11歳の5人を山犬退治に行かせることに、最初は反対しますが、
最後はビリー達に押し切られる形で、「危険ならすぐ引き返すように」という条件付きで、正式依頼を受けました。






今回の目的は、この生物を守ることです。
守るといっても、ユニットとして登場するわけではないので、
単に山犬を倒すことだけを目的とした、戦闘になります。






山犬のスペックはこんな感じです。
さほど強いわけでもないので、変に戦力を分散して各個撃破されない限りは、全滅はないでしょう。






プレイしていて、接敵攻撃と遠隔攻撃(2スクエア攻撃)で命中率が10%前後動くことが判明。
勿論接敵していた方が、命中率が高いです。
74%って大分微妙ですね……。ポケモンで言うならかみなりよりちょっとマシなくらいでしょうか。

どうも本作は、SRPGではお馴染みの地形補正がない(あったとしても殆どない)のか、
敵味方共に、命中率が左右する要素が殆どなく、
有利な場所に陣取って相手を叩く、という方法があまり使えません。

ただ、本作の独自要素として、「隣に特定の仲間がいると、プラス補正がかかる」というものがあります。
FE覚醒にも確か似たようなのがありましたけど。
上の画像、メリルのレベルの横に、人が2人並んでるアイコンがありますよね。
ビリーがメリルの隣にいる場合、毎ターンHPが10%回復するという効果が発生します。
「友達効果」という名前があるらしく、効果は3種類。
これも組み合わせによって、何がかかるかは決まっております。

 @:ターン毎にHPが10%回復
 A:攻撃力+5の補正
 B:@とAの両方がかかる



HP回復手段が限られている本作において、友達補正によるHP確保はかなり大切です。
攻撃力+5の補正は言うまでも無く非常に強力です。
これを利用した動き方をしなければいけませんね。






もう一つの独自要素として、「怒り」というものがあります。
ある程度戦闘を重ねると、戦闘終了後に「あったまきた!」というワンシーンが入ることがあります。
これが「怒り状態」で、この状態で敵に攻撃を与えると、「防御を抜けた後の最終ダメージが2倍」になる効果があります。
怒りのなりやすさは個々によってまちまちで、
気の短いグルスなんかは、かなり怒り状態になりやすいです。
元々彼は移動力が低い上に、最前線で戦うことが多いので、尚更ですね。






途中、パックとフィンが戦闘不能になってしまいましたが、
残り3人で山犬を掃討し、無事戦闘終了!
本作は戦闘力が低いので、一度劣勢状態になったら、挽回が利きにくいんですよね。


ロジャーに、山犬掃討の報告をして無事終了。
これで2章が終わり、明けて翌日の第3章が始まります。
ここも2章と同じく、1章・2章で選択しなかった最後の一カ所に行くことになります。
よって、今回はトンガリ山です。






今回は新しい人物が沢山出てくるので、紹介もその分しないといけません。
まず画面左にいる、この三下っぽいのがフィリップ。
見ての通りのお調子者キャラで、状況次第で味方にも敵にもなるような、信頼の置けない人物です。

また、彼は「シャーク団」というグループに属しています。
シャーク団というのは、不良少年達の集まりで、かつてはグルスも所属しており、
ビリーと出会い、殴り合い、お互い理解し合ったことで、シャーク団を抜けたという経緯があります。
そのため、グルスにとっては因縁のある組織とも言えますね。






当然、グルスはフィリップの性格を知り尽くしており、
自分たちにとって良くないことが起きる予感を感じておりました。






しかしビリーの反応はこれである。

まあ確かにそうなんですが、告げ口というものは恐ろしくて、
当人が悪いことをしてようがしてまいが、知らないところで負のイメージを植え付けることが出来る強力な武器でもあります。
勿論、嘘や誇張がバレれば、告げ口をした本人の信頼度はガクッと下がりますが……


ただそれとは別で、ビリーの冷静さはある意味凄いと思います。
あれだけ体格の良いグルスと同等の戦闘力を持っていながらも、落ち着き払っています。
フィリップみたいなコバンザメを見ると、普通ならグルスのようにイライラしてしまうものですが……
ここら辺は、流石リーダーの資質ありといったところでしょうか。
ただ惜しむらくは、ここで引き返しておけばより良かったと思いますが……






色々あって、シャーク団の頭・ジェイクとエンカウント。
ど真ん中にいる腕組みをした少年が、そのジェイクです。
団員が結構数いるのか、5人のビリー達が完全に包囲されております。
この山はシャーク団のナワバリで、入ってくる者は誰であろうと容赦しないとのこと。
別にお前らの山でもないだろうに……


この後、シャーク団と戦うハメになるのですが……



  


なおこいつは電光石火で逃走した模様。


ジェイクもフィリップをさほど信用していないのか、ビリー達の討伐を命令したのでした。
戦国大名の藤堂高虎曰く「己の立場を明確にできない者こそ、いざというときに一番頼りにならない 」とのこと。
こいつは果たして物語の中で成長していけるのでしょうか。


まあそんなコバンザメはどうでもいいとして、
ジェイクの命令で、彼の腹心である2人に後を任せ、自分は撤退します。
まず片方は、ジェイクから見て右の少女・ルイです。
フルネームが「ルイ・シャーリン」ということと、武器がヌンチャクということから、中華系少女といったところでしょうか。
移動力が高く、機敏な動きをしてきます。


もう片方が、ジェイクの左にいる大柄のデブ・エリックです。
こう見えても11歳で、ビリーやグルスより年下だったりします。
移動力は全キャラでも最低クラスで機動力は皆無ですが、とにかくタフで、
耐久力の高さが彼の売りだったりします。


さて、ここからが戦闘パートになります。
やっとセーブ出来るという安堵感に包まれながら、パーティの編成を始めます。






本作はレベルを上げても能力値が殆ど変らない代わりに、
装備を付けることによって、能力値を足すことが出来ます。
例えばこのクマのワッペン、装備することによって攻撃力+3の修正を得ることが出来ます。
SRPGにおいて、攻撃+3は非常に大きいので、これを基礎火力が低いメリルに付けておきます。
彼女はどちらかというと後方支援役なのですが、それだけではなかなかレベルが上がらないため、
多少能力値を足してでも、経験値を与えてあげたかったりします。
ビリーやグルスはほかっておいても、勝手にレベル上がっていくでしょうし。


では、本ステージの攻略を進めていきましょう。
本ステージのメインターゲットは、総大将ルイの撃墜。
エリックはターゲットではないですが、経験点のために倒しておきたいところ。

それ以外のモブとして、ジェイコブという小学生低学年くらいの子供が6人程度、
マクガイアという、小学生高学年くらいの子供が6人程度おります。
みんな同じ名前ですが、兄弟かなんかなのでしょうか。

ちなみに筆者はこの名前を見て、ステロイドパワーで70HRを放った某メジャーリーガーを思い出しました。
あ、あれはマグワイアか。






ジェイコブはHPが低いので、倒すのには殆ど苦労しません。
まずは彼らが先鋒隊として突っ込んでくるので、各個撃破してやるといいでしょう。
メリルやフォンだと2撃かかってしまいますが、まあ1ターンで1〜2人倒せれば十分でしょう。






しかしマクガイアはHPが結構高く、多少厄介です。
女の子相手でも容赦ないです。まあ敵にも女の子はいますけど。
ただ冷静に考えるとメリルさん、さっき年下相手に凶器攻撃してましたけど。






しかしフォンの攻撃がクリティカルで決まり、なんと一撃KO。
本作のクリティカル仕様はまだわかりませんが、最低でも2倍以上と思って良さそうです。
SRPGだとクリティカルでダメ3倍とか普通にありますしね……



そして以外と難易度が高いのが、宝箱回収。
本作のアイテムは、基本的にマップ上に配置されている箱から回収します。
ただ先にも触れたとおり、本作は移動力がめちゃ低く、
その関係で「相手を避けて目的地まで行く」というのが難しかったりします。
いくらパックが移動力高めといっても、ちょっと草むらに入ったら他の仲間と移動力変らないですしね。

そして一番の問題は、パックやフォンが宝箱を回収している間、
ルイやエリックの攻撃を耐え続けなければいけない点です。
本作は地形効果がない関係上、ポジショニングで相手の攻撃を避わすことが難しく、
さらにルイもエリックも2スクエア攻撃を持っているため、ビリーは常に狙われ続ける運命にあります。

少しでも時間を稼ぐべく、取った戦術は「メリルのバフで堪え続ける」でした。
前回少し紹介しましたが、メリルの特殊能力「がんばってね」は、1ターンの間攻撃力と防御力を2倍にする効果があります。
これを毎ターン使って、ルイの攻撃を受け続け、その間に宝箱回収に勤しみます。






全回収完了し、ようやく反撃!
ビリーの攻撃がクリティカルで決まり、戦闘終了。
回復アイテムもいくつか使ってしまいましたが、やむ無しですね。
その代わり防御を上げる装備アイテムをゲットしたので、次ステージ以降は楽になると思いたいです。






シャーク団の因縁にビリー達を巻き込むことになってしまい、謝るグルス。
こういう所が彼の良い所でもあるんですよね。
しかしビリーは、全く気にしていませんでした。
「みんなが無事だからそれでいい」と、どこまでもポジティブ。
この4人が何故ビリーについて行ってるのかが、少しわかった気がしました。



しかし、既に日は暮れてしまい、トンガリ山への探索は不可能と判断。
パックは名残惜しそうにトンガリ山を見つめますが、撤退する他4人に付いていく形で、すごすご退散。
目的は果たせませんでしたが、まあ怪我人も出ませんでしたし、良かったのではないでしょうか。


ところで、蒼い海から来た少女とやらは何時出てくるんでしょうか。








     - 続く -