ヨッシーのロードハンティング


■ Data ■
発売日 価格 ハード 発売 ジャンル
1993/7/14 6300円 SFC 任天堂 STG


筆者はシューティングゲームというものを殆どやりません。
但し、一時期専用コントローラを使ったシューティングに憧れていたことはありました。
その昔、ナムコが出していたガンコンを用いたゲームを、
ゲームショップのタダゲーで1時間以上やってたこともありました。
剣と魔法がジャスティスの筆者にも、銃にうっとりするような時期があったのです。

そんな筆者がかの昔、スーパースコープというものを購入してもらいました。
20年くらい前に任天堂が出したSFC用専用コントローラーでして、
ここから撃ちだしたものがテレビに反映されるという、当時としては画期的なシステムでした。
ただこのデバイス、何が問題かって、とにかくデカいことです。
全長58cm。こんなデカいのを肩に乗せてプレイすると、肩がものすんごく痛くなってきます。
長時間プレイには向きません。筆者も何回か肩を痛めました。
あと、単三電池6本というのも、当時子供だった筆者には重い負担でしたね……


そんな弱点はあったものの、なんだかんだでそこそこ楽しんでいました。
そのスーパースコープに対応していたソフトの一つがコレです。
プレイヤーはスーパースコープを担いだマリオとなってヨッシーに跨り、
クッパたちに乗っ取られたジュエリーランドを救うべく、12のステージをクリアしていく、というものです。


基本的なルールは、ヨッシーに迫ってくるモンスターをスーパースコープで撃ち倒し、
各ステージの最後にいるボスを倒せば、1ステージクリアになります。
FPSというと難易度が高そうなイメージがありますが、
今作はターゲットとなる敵自体がそれなりに大きいので、的としては割と狙いやすく、
さらに秒間5発前後の連射が可能でもあるので、難易度はかなり低かったりします。

連射し続けると、パワーゲージと呼ばれるものが徐々に減って、そのうち連射ができなくなりますが、
3秒も待てば十分フルチャージ可能なので、敵がそこそこ数いる場所でも十分対応できます。
体力ゲージもそんなに大きく減るわけではないので、ボス戦以外でやられることはほぼないと思われます。
そのボス戦も、攻撃の大半がスーパースコープの弾で撃ち消せるので、上手い人ならダメージを食らう要素は殆どないでしょう。
どうしても防げない攻撃も中にはあったりしますけどね。


どっちかというと、難しいのはジャンプアクションでしょうか。
スーパースコープには発射ボタンと、それ以外でもう一つ左手で押すボタンがありまして、
ジャンプエリアではそのボタンをタイミング良く押して、コースの切れ目を踏破していくのですが、
このボタンの反応があまり良くないせいか、どのタイミングで押してもボコボコ落ちていきます。
筆者が下手なだけかもしれませんが、ソロプレイだとジャンプエリアでいつも詰まっておりました^q^


ではどうやってクリアしたのかといいますと、実は1pのコントローラを操作することで、
ヨッシーの動きをある程度コントロールすることができるのです。
所謂2Pプレイですね。
これを弟に操作してもらったり、自分でジャンプの時だけコントローラーのAボタンを押したりして、
ジャンプエリアを突破していました。
スーパースコープのボタンでジャンプに成功したことは10回未満ではないでしょうか。


当時はガンシューティングが憧れだったこともあってか、10回くらいはクリアしました。
が、プレイが終わるたびに痛くなる肩はなんとも言えないものがありました。
肩への負担はかなりのものです。スーパースコープェ……
後、やりこみ要素もあんま多くないので、飽きる人はすぐ飽きるでしょうね。
やりこみ要素なら、スーパースコープ6の方が深いかと思われます。
当時だからこそそれなりに楽しめたのであって、今やったら1回やるだけでお腹一杯でしょうね(^ω^;)

筆者がこのゲームをやりたがっていた大きな理由が、
「スーパーマリオくん」という漫画で描かれていたからというのが大きかったですね。
それがなかったら、プレイしていなかったかもしれないし、してても回数がもっと少なかったかもしれませんね。



筆者評価:D