西遊記ワールド2 〜天上界の魔神〜


■ Data ■
発売日 価格 ハード 発売 ジャンル
1990/12/7 5600円 FC ジャレコ アクション


筆者が子供の頃、今は亡き祖父からいろんなゲームを頂きました。
ウチはそれが楽しみで、実家に行くのが好きでした。
ウチがお願いして買ってもらったものもあれば、祖父のチョイスで選んだものもあり、
これはその後者に当たります。
祖父独断のチョイスは、個人的な感想として成功作もあれば失敗作もあります。
これはその後者に当たります(笑
いや、なんでって?そりゃ後ほど(´・ω・`)


まずこのゲームの第一感想としては、ROMカセットが大きいということが挙げられます。
普通のROMカセットよりも2倍近く縦長で、また端子を保護するためのカバーも付いてたりと
当時のジャレコは色々規格外でした。

で、このゲームは前年に発売されてる西遊記ワールドの続編にあたるのですが、ウチは続編はプレイしておりません。
まあ、1と2は別ゲーと言って良いほどシステム違うんですけどね。
西遊記と謳ってるのに、2作とも三蔵法師が出てこなかったりしますけど。
三蔵法師とは一体何だったのか。


ゲームとしては、横スクロール基本、時折縦もある2Dアクション。
プレイヤーは主人公の孫悟空となって、如意棒を駆使して敵を討つのですが、
泣けるぐらい如意棒のリーチが短い短い。
そのリーチたるやなんと悟空1キャラ分。体当たりと殆ど変わらねえ!
リーチを3キャラ分ほど伸ばすアイテムはあるのですが、そこそこレアだったりするのと、
このアイテムを維持出来なかった(何かが条件で剥がれるのだが、もはや覚えてない)ので、
どのみち下手くそには縁のないアイテムだったり。
ガードや上方攻撃等も行えるのですが、下手くそなウチには駆使できませんでした。ガッデーム


そしてこのゲームの特徴は、ボスを倒すことで悟空が新たな特殊能力を覚えるのです。
如意棒から火を噴かせたり、金斗雲を出したり、槍のように棒を発射したり。
どう見てもロックマンです本当にありがとうございました。
ウチは大体、木⇒水⇒火⇒冥⇒金⇒腐 という順番でやってた気がします。
そして100%の確率で最終戦で詰む。
このゲーム、最終ステージがアホみたいに難しくて、当時ゲーマーだった母でもクリアできませんでした。

そしてラスボスも異様に強く、HP12・補助回復アイテムを上限の3個まで所持したベスト状態で突撃したこともありましたが、
それでもフルボッコにされ、結局クリアすることはできませんでした。アハハハ……
筆者の印象が良くないのは、最終的にクリアできなかったからなのかもしれません。
クリアすることを諦めてから19年。今なら少しは抗えるのでしょうか。
挑みたい気持ちが全然わき上がってきませんけどね!

音楽はそれなりに優秀。画質もファミコン末期と言うことで悪くありません。
でも不気味なステージが2つほどありますので、人は選ぶと思います。
難易度もそれなりに高いですので、アクション苦手な方にはオススメできまへん。


しかし今ニコニコでプレイ動画見たら、ウチでもできそうな気がしてきました(笑
なんで当時クリア出来なかったんだろ(´・ω・`)
多分あれですね。命を削って攻撃するという概念が、当時頭になかったからなのかも。



筆者評価:E