■ Data ■
発売日 |
価格 |
ハード |
発売 |
ジャンル |
1989/7/27 |
不明 |
FC |
任天堂 |
RPG |
エンディングまで泣くんじゃない
このキャッチコピーで有名になった、任天堂の代表RPG。それがMOTHER。
RPGといえば、ファンタジーかオーバーテクノロジーくらいの文明レベルで展開されることが殆どですが、
文明レベルが現代に割と近いRPGというのは、最近ではあまり見られない傾向だったりします。
当時はそれなりに数あったんですけどね。
この作品の舞台は、発売当時とほぼ同じ1980年代後半。その出来映えは如何に……
というわけで、このゲームは前述通り、文明レベルが現代(発売当時の1989年レベル)だったりします。
ただ、この世界と異なる点は「超能力」「宇宙人」の存在。
これが雰囲気をどこかミステリアスなものにしてるとか、そうでないとか。
日本のRPGは、登場人物が少年少女ばっかとよく海外から文句言われてますが、
このゲームは主要人物が全員小学生!
筋肉モリモリマッチョマンがジャスティスの海外ゲーマーがこの作品見たら発狂しそうですね^q^
1人だけはもう少し年齢高いのですが、出番少ないですしおすし。
基本の3人は12歳前後です。
ストーリーは、各地に点在する8つの音を集めること。
後の2や3でも「8」という数字が基本になっており、全てのベースが1にあるということが伺えます。
戦闘システムは、オーソドックスなコマンド式バトルなんですが……
どことなくファンシーさのある世界観にダマされてはいけません。
戦闘難易度は見た目に反し、かなり高いです。
特にラスダンでは、即死効果のある超能力「PKビームγ」を当たり前のように撃ってくる敵が現れます。
このちょっと破天荒な戦闘バランス、如何にも一昔前らしいゲームって感じがしますねえ(;´Д`)
なんせ最強防具が中盤最初の方で買えたりするゲームですし。
このゲームの売りである超能力も、ライフアップ・スーパーヒーリング・ビーム・テレポート以外は殆ど使いませんし……(´・ω・`)
そして難易度が高いのは戦闘だけではありません。
目的は「8つの音を集める」ことだけしか定まっておらず、自由度が非常に高いです。
そのため次どうしたらいいのかわからず、迷える子羊みたいになります。
ちなみにウチは大いに迷いました。高いエンカウント率も相まって、イライラ度上昇が半端ないです。
ち、ちゃんと他の2人の仲間が育ってれば、戦闘はどうにかなるお……
そういえば、ウチはMOTHERシリーズ、いずれもデフォルト名でプレイしたことがないんですよね。
他のゲームはデフォルトでちゃっちゃやることが多い中、かなり珍しい光景でもあったりします。
自分で名前付けた方がしっくりくるということもありますよね(*´ω`*)
ウチは「たかお」「ゆきな」「こういち」「かずひろ」という名前でプレイしております。
ああ、言い忘れましたが、このゲームの最強エネミーは、前述のPKビームを撃ってくる敵ではありません。
最強の敵は、そこらで走ってる車やトラックです。
トラックから排気ガスを食らう
⇒主人公が喘息を起こし、以降何もできない
⇒そのままフルボッコ
⇒\(^o^)/
コレ書いてて何かを思い出すと考えたら、
そういえばかりう(@星をみるひと)を食らった時の衝撃もこんな感じでした。
まあ、昔ながらのやや大味なゲームではありますが、いいゲームであることは間違いない、とウチが保障しますよん。
ところで、「エンディングまで泣くんじゃない」とありますが、
エンディングがないのに何処で泣けというのでしょうか、糸井さん。
筆者評価:B