■ Data ■
| 発売日 |
価格 |
ハード |
発売 |
ジャンル |
| 1997/12/12 |
3980円 |
GB |
バンプレスト |
SLG |
時代は90年代半ば。かつて、たまごっちと呼ばれるものがありました。
いわゆる「電子ペット」と呼ばれるものの先駆けで、一時期は万を叩いても手に入らなかったことがありました。
たまごっちの爆発的ブームによって、デジモンだのラクラクダイノくんだの、いろんなパチモノ亜種も出てきました。
このゲームはそんな流れに乗ろうとして、魔神英雄伝ワタルとのコラボというキッカケを持って生まれたゲームだったりします。
昔から流行というものに興味のなかった天の邪鬼でスレたクソガキだった筆者は、たまごっちには特に興味を持ちませんでしたが、
一応ヒミコが大きく関わるということで、お布施のつもりで購入しました。中古だったけどな！
で、このゲーム。
内容は電子ペットものです。ぶっちゃけそれ以上も以下もありません。
たまごっちとポケモンとメガテンを足して6で割ったゲームという感じですね。
売りはタイトルのごとく、もんペットと呼ばれるこの世界のポケモンちっくなモンスターを混ぜて合体することなんですが、
その方法が2匹を同じボトルに入れて化学変化を起こしたかのような爆発で合成させるという荒っぽい手法を使うので、
ちょっと合成する瞬間を想像したくないですねぇ……
単に2匹を合成するときに爆発が起こるだけなのかもしれませんが、どっちにしてもあんま大差ない。
もんペットは育てるのに時間がかかるものもあり、新種を生み出そうと思ったら相当にリスキーです。
合体でないと生み出せないもんペットもおりますので、絶対避けては通れない道です。
たまごっちのように、気がついたときにちょろっと何かをするとかそんなペースでは、とてもコンプなんかできません。ｱﾍﾍｱ
また合体しなくても、もんペットは条件次第で己の姿を変えることもあります。「進化」という現象です。
ポケモンでもおなじみですよね。
そして進化すると大体可愛くなくなるのもポケモンと一緒だったりします。
まあ、可愛くなるもんペットもあるにはあるんですけどね……（＾ω＾；）
その条件は様々で、体重だったり知力だったり放置することだったり……
攻略本無しでコンプするには、相当な今季と時間が必要でしょう。
なお筆者は攻略本を使って効率育成させた模様。
だってめんどうくさかったんだもん＾ｑ＾
買ってすぐには手つかずだったけど、本買ってようやく本格的にやり始めましたからね。
特定のモンスター同士の合体でないと発生しないレア族というものもいるので、
まだネットが普及してなかった時代に、とても地道にパターンを見つけ出すという悠長なことはやってられません。
それほどに面倒くさいゲームなのですよ。ウチに育成モノは向いてないということが、この時よーくわかりましたとさ。
ちなみにこのゲームにおいて、ヒミコはもんペットの育て方についてなどの
ヒントをくれたりすることがあるのですが、俺のヒミコがこんなに理知的なわけがない。
や、別にこういう落ち着いた雰囲気も嫌いじゃないですよ。むしろそれはそれで（以下削除）
好きなもんペットは、ネコ族のターミャとエルフ族のソフィです。
実に筆者らしいといえば筆者らしいです。
一応ニコ動にもんペット図鑑の動画がうｐされてますので、興味ある方は一度見てみては如何でしょうか。
あくまで電子ペット的なモノなので、ポケモンのような対戦要素とかは一切ありません。
好きなもんペットを愛でるためのものです。そのため、人はかなり選びます。
筆者は根気よくコンプしましたが……コンプ者は全国で1000人いるでしょうか……？
多分そんなレベルだと思います。
好きな人はそれなりにハマるでしょうが、大体の人は退屈という印象を持つことでしょう。
攻略本無しでコンプした人、マジで尊敬します。
コンプした後に残ったモノは何か、と言われたらなんとも言えないものがありますねえ……
なお、これの続編であるまぜモン２も出るには出ましたが、
一番面白かったのはCMだったというオチでしたとさ。
こちらも一応中古で買うには買いましたが、流石に実質2周目をやる気は起きませんでしたとさ。記念品扱い。
筆者評価：F