DQ5

■ Data ■

発売日	価格	ハード	発売	ジャンル
1992/9/27	不明	SFC	エニックス	RPG
2004/3/25	不明	PS2	スクウェア・エニックス	RPG

嫁は好きな方を選べばいいと思う　＞挨拶

というわけで、今回はDQ5についてを語ります。
本作はSFC版・PS2版・DS版と、リメイク版含めて3回発売されておりますが、
DS版以外はプレイ済みなので、両方ここで語っていきます。
基本的なストーリーはほぼ同じですからね。

本作のサブタイは「天空の花嫁」。
ERGだと空からヒロインが降ってくるという展開がよくありますね。
このサブタイに記されている5文字こそが、本作の超重要キーワードとなります。

初っぱなからネタバレっぽいことを喋ってしまいますが、
本作の主人公は「勇者」ではありません。
頭にターバンを巻いた、苦労人のおにーさんです。
DQ4の主人公と並んで、DQ界でも1・2を争う程不幸な生い立ちを歩んでる主人公と言われてますね。
その理由の一つが「ぬわーーっっ！！」だったりするんですが。

そういう関係もあって、ストーリーも真面目でシリアスです。
まあDQって基本的にシリアス路線なんですけどね。~~エッチな下着という遊び心も隠されてますが。~~

本作最大の特徴は、やはり仲間モンスターでしょう。
前作DQ4で、初めてモンスターが仲間に入り、世界平和に貢献しました。
それが受けて、他のモンスターも仲間にしたい！という声があったんでしょうね。

主人公は勇者じゃない代わりに、「モンスターを改心させる能力」を持っており、
スライムやドラキーといった常連の下級モンスターから、ドラゴンといった上級モンスターまで、
SFC版では42種、PS2版では70種のモンスターを従えることができるようになりました。
SFC版からPS2版で一気に種類が増えてますが、7割方は使えないモンスターなので、すげえ水増し感があるのも否めませんが。

筆者にとって思い入れのあるモンスターは、ホイミスライムとグレイトドラゴンでしょうか。
前者は、神の塔という期間限定の場所でしかほぼ仲間にならないレアモンスなため、
仲間にするのにかなり苦労します……
仲間にするのに平均5時間。やってられねえ('A`)

後者のグレイトドラゴンは、ラスボス討伐のMVPでもあるため、思い入れが深いです。
基礎能力が高い上に、ブレス系攻撃を全て無効化するという鉄壁防御のため、
彼（？）無しにラスボス討伐は果たせなかったでしょう。シーザーさんｶｯｺｲｰ！

あとサブタイにある花嫁ですが、主人公は中盤くらいで結婚します。
その時、幼なじみ（といっても深く関わったのはせいぜい数日くらい）と、お金持ちの娘（SFC版では中盤まで一切出番なし）の二者択一を迫られることになります。
ウチは基本的に後者を選んでました。だって
どっちを選ぶかは人それぞれだと思うのですが、某所では未だにどっちの女がいいか、不毛熱いバトルが繰り広げられているようで……
ああ、そいえばFF7でもティファ-エアリス紛争があったりしたわね(´・ω・`)
ダブルヒロイン制を採用するゲーム故に、仕方ないのかもしれませんが。

ちなみに一番好きなキャラは青髪王女（8）です。
お兄ちゃんっ子なのがいいですよね。グッときます。
PS2版ではSFC版以上にキャラ付けがされており、賛否両論あったりしますが、筆者は概ね評価してます。

SFC版とPS2版、相違点は色々あり、詳細を全部語ると長くなるので割愛しますが、
評価はPS2版の方が高めです。
なぜならPS2版にはデータロストがないから。
SFC版は常にデータロストとの恐怖に戦い、そしてラスダンの目の前で何時も空しく散っていくセーブデータ。
そのため、ラスボスを倒したのはPS2版になってからなんですよ。
SFC版は少なくとも10回はプレイしました。そんなけやってもクリア回数は０。
SFC世代を生きてきた身としては、データロストの恐怖と戦わなくて良いのは、ほんとうに技術の進歩を感じます。

データロストの関係上、SFC版は評価がやや低めですが、
ストーリーは良く、ゲームバランスもいいので、名作の一つであると言っていいでしょう。
PS2版は、~~スクエニにしては珍しく~~素晴らしい出来映えのリメイクです。
戦闘テンポも良く、エンカ率も高くないので、仲間モンスター捕獲に拘りがなければサクサク進めます。
戦闘人数の変更（3人→4人）も賛否両論あるそうですが、筆者は4人の方が良かったので、この点もプラス評価してます。

余談ですが、「天空物語」という漫画では、「女の子」はソラという名前が付いているようです。
これってつまりヨスガる展開ｇ（文章はここで途切れている）

筆者評価：SFC版 / C
　　　　　　 PS2版 / A