ドラえもん2 のび太のトイズランド大冒険


■ Data ■
発売日 価格 ハード 発売 ジャンル
1993/12/17 8000円 SFC エポック社 ACT


国民的アニメ・ドラえもん。
ギガゾンビの逆襲購入から約3年半が経ち、それ以来のドラえもんゲームとなります。
そしてこのタイトル、諸事情につき我が家には2本ROMカセットがありました。
まあ、色々あったんですお^q^
一つだけ言えることは、それだけこのゲームが我が家で人気があった、ということです。


本作は先ほども述べたとおり、ドラえもんを元にしたアクションゲームです。
それ故、武器は基本的に「秘密道具」を使って、敵を攻撃します。
舞台は「おもちゃの世界」。ドラえもん達は、魔改造(?)されたおもちゃ達を相手に戦います。

そもそもなんでこうなったのかと言いますと、
スネ夫がいつも通りおもちゃの自慢話を皆の前で披露。のび太は付き合いきれなくなって離脱。
その帰宅途中に、喋る不思議なおもちゃと出会って、「トイズランド」と呼ばれる島へと招待されます。
最初はドラえもんの道具のおかげかと思ってたみたいですが、特にそんなことはないです。

早速いつもの面子を連れて、トイズランドの世界へと移動したのび太達。
そこにはトイズランドを作ったドール博士と、心を持つおもちゃたちが出迎えてくれますが、
突如「人間達に怨みを持つロボット・キットラ」が、ドール博士とドラえもん達に宣戦布告。
同じ境遇のおもちゃ達を率いて、人間世界への復讐を宣言し、それを止めるためにドラえもん達は旅立つ……

……という感じのお話です。
ストーリーの流れはこんなんですね。


使えるキャラは6人。いつもの5人プラスドラミという構成です。
それぞれキャラには特徴がありまして、ドラえもんなら火力が高い、のび太なら連射が強い。
皆それぞれ一つ長所がありますので、場所に応じたキャラ選択が一つの鍵になるでしょう。
ただ、場所によってはジャンプに優れる静香でないと、難しいところもありますが……


そして本作最大の特徴は、やはり「秘密道具」による武器攻撃でしょう。
8つの武器があり、それぞれ特徴があります。
例えば、攻撃力が高く、敵を貫通する弾を放つ空気砲
発射後に弾道を自在に変えれるペンシルミサイル
火力は低いが、倒した敵を50%の確率でアイテムに変える物体変換銃
これらの武器を扱いこなす必要があります。

ちなみに筆者のお気に入りは、物体変換銃ですね。
原作ではダイコンをラジコンに変えた銃として有名ですね。
このゲーム、最大HPは最初3なのですが、ステージ中に落ちてる水晶を集めることで、最大HPを上げることが出来るんですよ。
ただ、適当に集めてるだけではMAXまで上がってくれません。そこでこの武器です。
敵を水晶にチェンジしてくれる可能性が存在するため、LvUPが快適に出来るというわけです。


では、このゲームの難易度はどうなのでしょうか。
道中はそんなに難しくはありません。ドラえもんのゲームということで、割と易しめの設計になっています。
但しファイナルステージだけは話が別です。
ここだけ異常に難易度が高く、残機がバカスカ減っていきます^q^
このステージがトラウマになった人も、全国探せば1人ぐらいいるでしょう。
それくらいきっついステージです。


トータルの出来はなかなかの良バランスで、破綻要素は特にないと思います。
子供向けの難易度に調整しつつも易しすぎず、丁度いいくらいではないでしょうか。
そしてアクションゲームでありながらRPGの要素もあるというゼルダっぽい仕様も好印象。
アクションRPGは好きなんですよね(*´ω`*)
前述の通り、ファイナルステージで相当苦労させられたため、クリアは割と時間かかりましたが……


色々ありましたが、かなり思い出深いゲームでもあったりします。
今度気が向いたら、またやってみましょうかなー



筆者評価:B