アークザラッド2


■ Data ■
発売日 価格 ハード 発売 ジャンル
1996/11/1 6090円 PS SCE SRPG


PSで一番好きなRPGは何か。
そう聞かれたら、ウチは間髪入れず、このアークザラッド2と答えます。
今までプレイしてきたRPGの中でも、5指に入るといいほどの作品。それがアーク2です。


舞台はアーク1から1年後。
アルディアに住むハンター・エルクが、とある以来で魔物使いの少女・リーザを助けたことから運命が変わり、
それはやがてアークの運命と交差することになる……
普通にプレイしても50時間は裕に超える、まさに大作と言っていいRPGでしょう。

まずシステム面などですが、全てに置いて半端だったアーク1から大幅に改善してきました。

・町がない  ⇒ 町があり、買い物も出来る
・宿屋もない  ⇒ 町があるから宿屋もある
・装備品はアクセサリーだけ ⇒ 武器と2種類の防具又はアクセサリーを装備可能
・ダンジョンは1つだけ  ⇒ たくさん   
・フィールド移動が極めて簡略的 ⇒ 自由度が増加
  


戦闘バランスも良好で、前作みたくラスボスが1分で倒されるということはなくなりました!   
戦闘時の動きも豊富で、武器を使っていくことに熟練度が上がり、攻撃回数がどんどん増えてダメージ増加するという要素があります。  
主人公のエルクは槍派と剣派の2つがあるようですが、ウチは主に槍を使ってました。
いやー、剣も捨てがたいですけどね。
斧?そんなのはなかった。


このゲームの2つめの魅力は、モンスターを仲間に出来ること。
モンスターを仲間にするという要素は、既に発売してたDQ5の時代からあったことなので、それほど斬新というわけではないのですが、
仲間のモンスターを上位種にパワーアップさせることができるのは、今までにあまりない要素でした。
ウチはリッチとゴールデンスライムを愛用してました。特にリッチは、スタメンに入ることもあるほど重用しておりました。


そして、本作最大の魅力は「コンバート」
最近ではちょくちょく見かける要素ですが、前作のデータをある程度反映させた上で、本作へ持ってくることが出来ます。
例えばアークは、コンバート無しの場合初期Lv45からのスタートになりますが、
前作の最大Lv60でコンバートさせた場合、Lv60から開始させることができます。
能力値もそのまま引っ張ってこれるので、前作で与えたドーピングもそっくりそのまま有効です(ニッコリ

このコンバートが地味に利いてくるのは、リーザが単独でフォーレスに行く時。
この時橋の近くで戦闘が発生するのですが、アーク1でチョンガラの召還獣が高レベルかどうかで、難易度が恐ろしいほど変わります。
なんせリーザは後衛専門で、防御能力は低く、パンディットというリーザのペットも紙装甲で、大した能力を有してません。
仲間モンスターが殆どいなくて、チョンガラの召還獣もレベルが低い場合、本気で詰む可能性が存在します。
未コンバートの初プレイ時、ウチはここで詰みかけました。恐ろしや……



あと、アーク1の遺跡ダンジョン50階踏破で仲間にすることのできる「ちょこ」という幼女がいるのですが、
前作で仲間にしていると、ちょこ覚醒イベントというのを起こすことが出来ます。
覚醒したちょこはチート級の能力を有してまして、特に魔力がアホみたいに高いです。
専用魔法にして最強魔法・ヴァニッシュにお世話になったユーザー数知れず。ラスボス戦において、必要不可欠といっていいキャラになります。
そりゃ魔法専用キャラですら170〜200点しかダメージが出せない中、ちょこのヴァニッシュは600点以上の攻撃力を誇りますからね(^ω^;)
大正義大正義アンド大正義。


ちなみに最後に筆者がプレイした時のパーティは、エルク・リーザ・アーク・ちょこ・ゴーゲンでした。
テレポートじじいに無理矢理移動能力を付けて、高機動にさせてみました。
あと意外に思われる方もいるかもしれませんが、ちょこは覚醒後の方が好きだったりします。
そりゃ天使大好きっ子なさたどらさんですから。
どこか儚げな落ち着いた仕草とボイスもポイント高いです。「あとは任せて下さい」で何度床を叩いたことか。
ムチムチプリンなのが唯一の残念ポイントでしょうか。


今もなお名作として名高いアークザラッド2。
個人的に評価を付けるのであれば、キャラ・ストーリー・音楽・システム面など、全てにおいて90点以上を付けるでしょう。
RPG好きであるなら、一度はプレイしてみることをオススメします。



どうでもいい余談・筆者はゲーム版よりもアニメ版の貧乳リーザの方が好きだったりします(*´ω`*)
ロリコンってなに?



筆者評価:S